リオ五輪マラソン男子銀メダルのエチオピア・リレサは抗議のポーズ

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2016年8月21日リオオリンピック最終日に開催された陸上の男子マラソンで2位でゴールしたエチオピアのフェイサ・リレサ選手に、なぜか違和感を覚えました。
リレサ選手に銀メダルを獲得した喜びを感じなかったからです。

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エチオピア政府の市民への弾圧


リオオリンピック・男子マラソンで銀メダルととったエチオピアのリレサ選手。
ゴールの時に頭の上で腕をクロスさせたポーズをとりました。

それは、エチオピア政府による市民への弾圧への抗議だったのです。

フェイサリセラ画像

エチオピア政府は、オロミア州で農民を立ち退かせる政策をおこなっています。
それに、反対する住民たちを容赦なく逮捕しています。

平和的なデモであっても、容赦なく実弾を発砲したりしているそうです。

人権保護団体のアムネスティ・インターナショナルの2014年10月29日付けのサイトページでも、オモロ族に対する弾圧についての報告があります。

単に「オモロ属だから」というだけで、無差別な弾圧が行なわれていると書かれています。

参考記事⇒ アムネスティ・インターナショナルサイト「エチオピア関連」

参考記事⇒ ヒューマン・ライツ・ウォッチサイト「エチオピア関連」


オロミア州の約90%がオロモ族です。
政府は、オロモ族を『反政府的』と決めつけています。

弾圧の対象は、職業も関係ありません。
教師、公務員、ミュージシャン、農民など、様々な職業の人たちが政府によって拘束されています。

しかも拘束されても、正当な起訴もされず、ただ拘束され、拷問されることもあると報告されています。

リレサ選手のエチオピア政府への抗議


リレサ選手は、エチオピア政府によって弾圧されいるエチオピア最大の部族であるオロモ族です。

リオオリンピックでの抗議により、エチオピア政府から不当な扱いを受けるであろうと述べています。

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民主主義について話をすると殺される。エチオピアに帰ったら私も殺されるか、投獄されるかもしれない


銀メダルをとって凱旋帰国できるはずが、命を狙われてしまうなんて不条理ですね。

祖国の英雄となりたければ、自国への抗議のアピールなどせずただ銀メダルを喜んでいることもできたはずです。

でもリレサ選手は、そうはしませんでした。

自分の家族、親戚、愛する隣人のために静かに自国を避難したのでしょう。
勇気ある行動だと思います。

日本では、オリンピックで活躍した選手たちにただ感嘆し、喜びを共有することができます。
世界に目を向けると、悲しい現実が存在することも知らないといけないと痛感させられました。

リレサ選手は亡命も示唆しているようです。
平穏な生活を手に入れることができるよう願っています。

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