プリンスは偽造薬で亡くなった?他人事ではない不正の蔓延

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2016年4月に亡くなった歌手のプリンスさんの死因は、偽造薬ではないかという報道が出てきました。

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プリンスは知らずに過剰摂取?


プリンスさんの自宅にあった薬の中に「Watson 385」と刻印のある錠剤がありました。

この刻印は、鎮痛剤アセテアミノフェンとヒドロコデインが含まれていることを示すものです。

しかしながら、錠剤を検査した結果、強力な鎮痛剤であるフェンタニルが含まれていることがわかりました。

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アセトアミノフェンというのは、頭痛薬や痛み止めとして処方されカロナールの成分のひとつです。

ヒドロコデインは、緩和ケアなどに使われる痛み止めだそうです。

一方フェンタニルも鎮痛剤であるのですが、モルヒネの100倍の効力がある劇薬といえる薬です。

プリンスさんは、フェンタニルの過剰摂取で亡くなったと発表されています。
ですが、生前行なわれた検査では、フェンタニルは体内から検出されていませんでした。

これは、フェンタニルを長期に服用していなかったことを示しています。

アメリカでは、フェンタニルは規制薬物となっているので、医師の処方箋が無ければ入手できないことになっています。

プリンスさんは、フェンタニルの処方箋を持っていなかったので、なぜ服用したのか謎が深まっています。

偽造薬は世界的な問題


2016年3月末には、アメリカのカリフォルニア州サクラメントで、偽造薬を服用した人10人が死亡するという事件がありました。

その人たちは、処方薬である鎮痛剤の「ノルコ」だと思い込み服用したそうです。

このケースでは、路上で販売していた薬を購入したそうです。

世界保健機関(WHO)によれば、世界で流通している医薬品の1割が偽造品です。
ですが、実際にはこれより多くの偽造薬が流通していると言われています。

参考記事 ⇒ SWI「巨大ビジネスとなった偽造医薬品」

また、普通の薬局で扱っている薬の中にも偽造薬が紛れ込んでいることもあるそうです。

2012年にはアメリカの治療センターで、抗がん剤の偽造品が出回っていました。

参考記事 ⇒ World Courier「偽造薬の脅威に対するグローバルな医薬品サプライチェーンの確保。」

この問題については、世界各国が連携して対策をとっています。

2013年11月にオバマ大統領が署名した法律では、2023年までに完全に処方薬を追跡できるようにすることが求められています。

日本では偽造薬の流通は1%以下と言われていますが、油断はできません。
インナーネットサイトで、偽造薬が出回っているからです。

偽造薬は効果がないというだけでなく、死に至る危険もはらんでいることをよく知る必要がありますね。

プリンスさんが、このような不正の犠牲者になってしまったことは、悲劇としか言いようがありません。
他に犠牲者が出ないためにも、世界中で対策を講じて欲しいです。

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