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子どもを多く産むと長生きできる?テロメアが長いまま?

子どもを多く産むと長生きするの? それはテロメアのおかげ?

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テロメアとは


テロメアは、最近時々目にする言葉です。
2009年のノーベル医学生理学賞「寿命の鍵を握るテロメアとテロメラーゼ酵素の仕組み」の研究により、有名な言葉になりました。

テロメアとは、染色体の末端部にあり、染色体末端を保護する役目を持っています。
靴ひもの先にあるアグレットのようなものです。
これが無くなると、らせん状になっている大切な遺伝情報がバラバラになってしまいます。

アグレット画像

細胞は常に分裂を繰り返しています。
その度にテロメアは短くなっていきます。
そして一定の短さになると細胞は死んでしまいます。

このテロミアを部分的に再建させるのが、テロメナーゼという酵素です。

テロミアを再建させてくれるのであれば、テロメナーゼをたくさん投与すれば、老化しないのでは??
と思いますが、そうもいきません。

がん細胞では、テロメナーゼが働きテロミアが短くならないからです。

なので、テロメナーゼを投与すると、がん細胞を応援することになりかねません(>_<)

このテロメナーゼという酵素とテロメアの関係がわかったため、テロミナーゼを不活性にするというがんの治療薬が開発されています。

子どもを多く産むと長生きできる?


これをふまえて…
カナダのサイモン・フレイザー大学のチームが、13年間に渉りグアテマラの先住民の75人の女性のテロメアの長さを分析しました。
『Plos One』で2016年1月5日に発表しています。

すると、子どもを多く生んだ女性の方が、より少ない数の子どもを産んだ女性より長いテロメアを持っていることがわかりました。

このチームはいくつかの仮説を立てていますが、その一つはエストラジオールの影響です。

エストラジオールは、妊娠ホルモンの一つであるエストロゲンに含まれる成分の一つです。
このエストラジオールの効果によって、テロメアの長さが保たれているのではないかという仮説です。

これだけ見ると、子どもを多く産む方が老化が後れ、長生きするのではないかと思ってしまいますよね。

実際にそうであるかどうかは、まだ解明されていません。

シダ画像
テロメアについては、いろいろな研究が進んでいます。

例えば、
2014年4月には、関西学院大学理工学部と米国イリノイ大学シカゴ校医学部の共同研究により、『染色体の末端配列テロメアの長さを一定に保つ新たな仕組み』が解明したことが発表になっています。

ますます研究が進むと、ホントに不老長寿が実現する世の中になってしまうかもしれませんね。

それが良いのかはわかりませんが・・。

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