指揮・小澤征爾の楽曲がグラミー賞受賞!日本人受賞の訳は?

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第58回グラミー賞授賞式(2016年2月16日)で、小澤征爾さんの指揮するアルバムが「最優秀オペラ録音部門」でグラミー賞を受賞したと発表になりました!

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長野県松本市で録音


このアルバムは、2013年8月23日に「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」で録音された『子どもと魔法』という作品の録音アルバムです。
一流歌手と地元市民から選ばれた歌手、子どもたち20人の合唱とオーケストラが参加しました。

小澤征爾画像

現在はこのフェスティバルの名前は、「セイジ・オザワ松本フェスティバル」と変えられ、小澤征爾さんの若い人を育ててい期待をいう思いが詰まったフェスティバルになっています。

小澤さん自身は、7回グラミー賞にノミネートされ、8回目に初の受賞となりました。

とてもうれしいですね!!

日本人が受賞する理由


近年では、日本人がグラミー賞を受賞することが多くなってきました。
世界から日本人が認められるのはうれしい!

ですが、実はグラミー賞を取り巻く環境が少しづつ変わって来ています。

2011年2月15日の産経ニュースでは『グラミー賞を日本人が受賞する裏に大人の事情』があると説明しています。

アメリカでグラミー賞の中継は視聴率が下がって来ており、グラミー賞などの音楽祭のスポンサーが激減しています。
そこで、日本はスポンサーとして目を付けられているとのことです。

「日本人が海外で賞をとる」ことは、日本でとても注目されますよね。
そうなると、日本からスポンサーがつく可能性が高くなります。

ほんとに大人の事情ですね…

グラミー賞の選考課程に問題がある?


そもそもアメリカでグラミー賞離れを招いてしまったことには、グラミー賞の選考課程の不透明さがあるとも言われています。

2016年2月16日のウォールストリートジャーナルの電子版によると、グラミー賞の選考に突いて次のように述べています。

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 全米レコード芸術科学アカデミー(NARAS)の約1万3000人の会員は毎年、投票をしてグラミー賞の候補を選出する。その後、「年間最優秀レコード」などのいくつかの主要部門では、非公開の「選考審査」委員会が投票結果を調整し、15―20人の候補者を5人に絞り込む。一部のケースでは、同委員会が上位20人に入っていなかった人を追加することもあるという。


参考記事:ウォールストリートジャーナル「グラミー賞、選考過程に疑問の声」

NARASの会員が投票した結果がそのまま反映されないとか、
知らない人がリストに上がっているとか、
なぜ?
どうして?
という疑念が巻き起こっています。
そうした状況が徐々に一般的にも露呈して来てしまっているということなのでしょう。

疑問を払拭するためには、選考課程の透明性の確保が重要だと思います。

だったら、単に会員の投票で決めれば良いのでは?という声も上がってくるでしょう。

そうなると、組織票を固められる一部の人たちだけの賞になってしまうかもしれません。

グラミー賞は、次のように定義されています

優れた作品を創り上げたクリエイターの業績を讃え、業界全体の振興と支援を目的とする賞


これは発表された作品の『できばえ』に対する賞で、売上とか人気とかは関係ないはずです。
たくさん票を集めた作品がすべてすばらしい作品とは言えない現実もあります。

アカデミー賞の問題を考えた時にも思いましたが、いったい『賞』って何なのでしょう?

私達の心を豊かにしてくれる作品には『お礼』をしたい気持ちになります。
その現れの一つが『賞』なのではないかと思います。

そのお礼である『賞』が『権威』に変わってしまうと、もともとの思いとは別方向に進んでしまうのかなと思いました。

小澤征爾さんの松本での取り組みは、以前からすばらしい取り組みだと思っていました。
そのに集う音楽家や子どもたちの目の輝きが違います!

今回の小澤征爾さんの受賞で、松本のフェスティバルの活動に今まで以上に注目が集まるといいなと思います。
グラミー賞には、誰もが手放しで受賞を喜べるような選考の仕方を考えていたただきたいです!

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