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ポリティカルコレクトネスの意義とは?日本のお笑いは大丈夫?

ポリティカル・コレクトネス(Political correctness)という言葉を知らなかった不勉強な私ですが、調べてみると、そもそもの意義から離れて否定的な意味で使われていることが多くて驚きました。

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ポリティカル・コレクトネスとは


ポリティカルコレクトネスとは、直訳すれば「政治的正しさ」となります。
頭文字をとって「PC」と書かれることもあります。

ポリティカルコレクトネスとは、公正、公平で差別や偏見が含まれていない言葉や用語のことです。
さらに、個人的には、このような考え方も含むのではないかと思います。

差別や偏見がない用語によって何が変わるのかと考えました。

このような用語を使うことによって、今まで当然と思ってきた事柄が、実は悪意はなくても差別的な考えだったのだよ・・と気づくことができるのかなと思いました。

例えば、男女の区別のある職業の呼び方について。

以前は「看護婦」と呼ばれていた人たちは、「看護師」になりました。
英語では議長を意味する「chairman」が、「chairperson」に変わりました。

別に気にしなくても良いのでは??
と思わなくもないですが、確かに看護師は女性だけの職業ではありません。
男性も当然いますし、女性と比べて劣っていると言うことは全然ありません。

男性の看護師さんを「看護婦」ということは絶対におかしいので、必然的に言葉は変わりますね。

英語のchairpersonも、女性の議長もいるわけですから[man]は確かにおかしい。

ただ、中学生の頃[man]は人間全体を表すと、英語の授業で習いました。
こうなると、英語圏では、[man]を人間全体を表すという前提をおかしいという考え方に変わったということになるのでしょうか。

ポリティカルコレクトネスの意義と行き過ぎ


前述した通り、ポリティカルコレクトネスの意義は、事実とそぐわない不適切な表現を変えていくことで、いままでの偏った見方を洗いだすようなことがあると思います。

これは、良いことだと思うのですが、一方でなんでもかんでも公正であれ、中立であれというクレームの根拠になってしまっていることは問題なのではないかなと思います。

言葉尻をとらえて、「これは差別だ!偏見だ!」ということが、毎日のようにネットで溢れています。

そして、その批判はとても暴力的な言葉です。
公正や中立を唱えている人たちが、なぜ暴力的な言葉で人を罵倒するのか、よく理解出来ません。

ただ優しく「こんな言い方の方が良いのではないですか?」と伝えれば良いのではないかと思うのですが…。
正義を振りかざして、暴力を振るうのは、怖いなあと単純に思います。

また、伝統や文化ともそぐわないことも出てきます。
どちらを大切にするかは、そう簡単に結論が出せるものではないですね…

「相撲の土俵に女性が立てない」
このことも、ポリティカルコレクトネスと相容れないことかもしれません。

ポリティカルコレクトネスと日本のお笑い


2016年4月にアルバムのプロモーションで来日した歌手のアリアナ・グランデが、ハリセンボンの近藤春菜さんのネタで笑わなかったという記事がありました。

「マイケル・ムーアじゃねえよ」
「シュレックじゃえねえよ」
という鉄板のネタにくすりとも笑いませんでした。

そして、春菜さんに
「あなたはかわいい」
と言ったそうです。

ハリセンボン春菜画像

この記事を見て、「最近のお笑いって人を蔑むことで笑いをとるなあ」って思っていたことを思い出しました。

太っているとか、髪の毛が薄い、不美人って、容姿を笑いのネタにすることって多いですよね。

ですが、アメリカでは人の容姿を笑いのネタにすることは、ポリティカルコレクトネスの観点から差別的な行為であると認識されているのだそうです。

確かに太っているだけで、何がおかしいのかと思います。

まあ、春菜さんのネタは、絶妙な間や言い方がおかしいので、笑ってしまいます。
ですが、近い将来ポリティカルコレクトネスの考え方が日本でもっと普通になっていけば、春菜さんのネタで笑いを取るのは難しくなるのかもしれません。

その時、今の春菜さんのネタで笑っている自分がいたら、差別的な人間としてレッテルを貼られてしまうかも(O_O)

ポリティカルコレクトネスは、大切であると同時にバランス感覚が大切ですね。
難しいです。




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