風雲児たちで片岡愛之助(前野良沢)が吹いた笛の一節切とは?読み方も!



ドラマ『風雲児たち 蘭学革命編』で
片岡愛之助さん演じる
前野良沢が一節切という
笛を吹きます。

尺八のような笛ですが、
何が違うのでしょうか?

また一節切の読み方も気になります!

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風雲児たちで前野良沢役は片岡愛之助



片岡愛之助画像

NHK正月時代劇『風雲児たち』は、
「解体新書」の翻訳に関わる話です。


「解体新書」の主幹翻訳者だった
前野良沢は、
中津藩の藩医で、
後に幕臣となった人です。


「解体新書」の主幹翻訳者だった
にもかかわらず、
「解体新書」の発表の時に
自分の名前を出しませんでした。


ですから、
「解体新書」を書いた人と言えば、
杉田玄白ですよね。


主幹翻訳者なのに、
自分の名前を出さないと言うのは、
ものすごく大きなこだわりがあったと
考えられますよね。


3年5ヶ月もかけて翻訳した
労力も関係なく、
その本に自分の名前を残したくなかった
気持ちって一体何なのでしょうか?


こういった前野良沢の気持ちや、
そこに至るまでの心の動きを
三谷幸喜さんは、
現代人にも分かるように見せてくれていると思います。


さらに前野良沢を演じる
片岡愛之助さんも、
説得力ある演技を見せてくれると期待しています。


まだ見ていないですが、
前野良沢の気持ちに
きっと共感できると思うんですよね。


こだわり抜いた男の姿を
わかるわかる!!
と思いながら見たいです。


愛之助さん、
よろしくお願いします。

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前野良沢の吹く笛が一節切の理由


前野良沢は、
中津藩の藩医で、
江戸幕府の幕臣となった人物です。


江戸時代に蘭学を勉強できた人ですから、
さぞかし恵まれた環境にいたのではないかと思っていました。


ですが、
それは単なる思い込みでした。


前野良沢は、
福岡藩江戸詰藩士の源新介の子供として、
江戸で生まれたと考えられています。


前野良沢の両親は、
良沢の小さい頃に亡くなってしまいました。


それで、
母方の大伯父で、
淀藩の医者の宮沢全沢のもとで
育てられました。


この大叔父さんの全沢が
変わった人だったようで、

「世の中には捨ててしまうと
絶えてしまうものがある。
流行りものはどうでもいいから、
廃れてしまいそうなものを習い覚えて、
後の世に残すよう心がけよ」

と良沢に教え込んでいたようです。


そのため、
その当時から廃れそうだった笛の
一節切の演奏を学んでいました。


もし仮に、
一節切が王道の楽器だったら、
前野良沢がこの笛を吹くことは
無かったでしょうね。


おもしろい巡り合わせです。

一節切とは?読み方も


前野良沢が吹く笛は、
一節切です。


この読み方は、
「ひとよぎり」です。


知らなければ絶対読めないですね。


一節切は、
日本の楽器で、
尺八の前身とも言われています。


一節切画像

笛の材質はです


竹の節が1つだけで、
竹の幹の中間部分を使っています。


ちなみに尺八は、
竹の根本を使うので、
太くて、
筒の厚さが厚くしっかりしています。


一方の一節切は、
竹の中間部分を使うので、
細くて、
厚さも薄くなっています。


音も尺八より小さく、
音域も狭いです。


もともと雅な趣味で
武家や上流階級だけの楽しみでした。


限られた人たちのための楽器だったので、
廃れていってしまったと言うことなのでしょう。


尺八の台頭も、
一節切離れに拍車をかけたようですが。。


一節切が興味深いのは、
笛の一つ一つに名前がついていることです。


一番有名な一節切は、
「乃可勢(のかぜ)」です。


「乃可勢」は、
織田信長 → 豊臣秀吉 → 徳川家康に
受け継がれました。


「乃可勢」を手にするものは
天下が取れる」
という小説ができそうですね。


今回『風雲児たち』で使われた一節切は、
「郭公(ホトトギス)」
「三平二満(サンペイジマン)」
という名前でした。


片岡愛之助さんは、
出すのに3年かかるという音を
1レッスンでだせたそうなのですが、
ドラマの中の演奏は、
藤原道山さんが担当します。


ドラマで演奏される曲は、
荻野清子さんと藤原銅山さんが
作ったオリジナル曲だそうです。


そもそもの一節切の曲は、
楽譜はあるのですが、
音の長さの指定が無いそうなんです。


なので、
織田信長や豊臣秀吉の時代に
どのように演奏していたのかは
わからないということです。


これが、
廃れてしまうってことなのでしょうね。


2018年のNHK正月時代劇
『風雲児たち』で
一節切の音色が聞けるのは、
とっても楽しみです。


関連記事: 風雲児たち(NHKドラマ)で前野良沢役の俳優は誰?


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