大隅良典の妻・萬里子がすごい!大学教授しながらこどもを育てる!

2016年10月のノーベル医学生理学賞に、東京工業大学栄誉教授・大隈良典(おおすみ よしのり)さんが選ばれました!実は、大隈さんの妻、萬里子さんは、東京大学の研究室の後輩で、大学教授もされたすごい方でした!

快挙!
東京工業大学栄誉教授の大隅良典さんは、ノーベル医学生理学賞受賞しました。
正確ではないかもしれませんが・・
オートファジーというタンパク質を分解して再利用するという現象が、出芽酵母にもあることを確認しました。

オートファジーは、パーキンソン病や癌、認知症などでは、働きが鈍ることがわかっているそうです。

このことから、これらの病気への新しいアプローチが開拓されていくようです。

大隅良典と萬里子

さて、妻の萬里子さんとは、それを発見する前の東大大学院時代の先輩後輩として知り合いました。
同じ研究室にいたので、同じ分野の研究をしていたのではないかと思います。

大隅萬里子画像

1996年に大隅良典さんが岡崎国立共同研究機構・基礎生物学研究所の教授だった時に、萬里子さんが研究分担者として一緒に研究しています。

「酵母の自食作用に必須無い電子の分子生物学的解析」という研究です。

む、難しい(汗)

この『自食作用』というのが、『オートファジー』のことなのだと思います。

大隅良典さんは、帝京科学大学の萬里子さんの研究室の助けも借り、研究を進めていきました。

この萬里子さんの研究室でクローニングした「Atg12の細胞内発現の解析」を、大隅良典さんとノーベル賞を同時受賞するのではないかと言われていた水島昇さんがしています。

専門的なことは、こちらの本でご確認ください。

大隅萬里子とは

大隅萬里子さんは、良典さんと出会い、学生結婚をしています!

なんか・・青春ですね!!

萬里子さんも研究者だったのですから、研究と家庭の両立などで悩むこともあったのではないかと思います。

今回大隅良典さんが記者会見で認めているように、家庭を顧みるような夫ではなかったようです。

子育てはすべて萬里子さんに任せっきり!!

今でも子育てについては、同じような状況が続いていますが、研究も続けたい萬莉子さんにとってはさぞ大変な時代だったことでしょう。

ちなみに、大隅萬里子さんの大学と大学院、教授歴です。
わかる範囲ですが・・

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1969年 東京都立大学 理学部 生物
1971年 東京大学 理学系研究科 相関理化学
    帝京科学大学 生命環境学部 バイオサイエンス学科 教授
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それでもなお夫を支えて続けた萬里子さんは、良典さんが研究していることの社会的な意義も理解されていたのではないかと察しられます。

それは、同じ研究者ならではの絆なのかもしれません。

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お子さんは息子さんが2人いて、1人は小児科医であるともいわれています。

今回の良典さんのノーベル賞の受賞にも、お子さんから萬里子さんに電話があり、お祝いしてくれたそうです。

2016年12月に行なわれるノーベル賞授与式には、良典さん、萬里子さんのご夫婦で行く予定です。

良典さんの受賞は、萬莉子さんの受賞にも匹敵するのではないでしょうか。

社会のためになる研究ができ成果も評価されて上に、すばらしい奥さんがいて、良典さんはしあわせですね!

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