アカデミー賞を受賞した映画
『シェイプオブウォーター』を
遅ればせながら視聴しました。
配信についての詳細は公式サイトをご覧ください。
シェイプオブウォーターの動画を視聴する方法
『シェイプオブウォーター』は、
冒頭でおしらせしていますが、
2018年6月1日まで、
動画配信サービス(ビデオオンデマンド)の
U-NEXTで配信されています。
DVDの発売が
2018年6月2日なので、
それに先駆けた動画配信です。
シェイプ・オブ・ウォーター オリジナル無修正版(ブルーレイ&DVD/2枚組)【Blu-ray】
ビデオオンデマンド(VOD)の
U-NEXTの強みは、
新作映画やドラマを
他のVODよりかなり早く動画配信するところです。
DVD発売より早く配信していた動画は、
ヒュー・ジャックマンが主演した
ミュージカル『グレイテスト・ショーマン』も
そのひとつでした。
どこのVODでもそうですが、
登録すれば、
すぐに動画配信サービスを
受けることができます。
つまりすぐにPCやスマホ、
タブレットなどで見ることができます。
私はこれをかなり画期的なことだ
と思っています。
昔は、
メジャーな映画館での上映期間を過ぎると
小規模な映画館で上映していないか
探したものでした。
それがレンタルCDとなり、
今ではVODとなりました。
映画館のような集中した環境ではありませんが、
家族が寝静まった後なら、
十分楽しめます。
『シェイプオブウォーター』は、
DVDが販売される前までですが、
その後もまたしばらくすると、
視聴できるようになるかもしれません。
残念ながら、
新作ものは、
無料お試しはできません。
登録料はお試し期間は、
払わなくても良いのですが、
視聴はペイパービュー方式なので、
払わないといけないです。
『シェイプオブウォーター』は、
お金を払う価値のある作品だと思うので、
ぜひ今のうちに見ていただきたいです。
U-NEXTで2018年6月1日 23:59まで配信視聴できます。
詳細は公式サイトをご確認ください。
シェイプオブウォーターとは
『ザ・シェイプ・オブ・ウォーター』は、
2018年3月に開催された
第90回アカデミー賞を受賞しました。
監督はギレルモ・デル・トロさんです。
彼は『ロードオブザリング』の
前章の『ホビット』3部作の監督でもあります。
U-NEXTでは、
ギレルモ・デル・トロさんの
以前の作品も配信しているので、
『シェイプオブウォーター』と
見比べる事もできます。
さて、
『シェイプオブウォーター』の主演女優は、
サリー・ホーキンスさんで、
イギリス出身で、
本国で活躍しています。
ウッディ・アレン監督の映画
『ブルージャスミン』で
アカデミー賞助演女優賞に
ノミネートされました。
主人公のイライザの敵役といえる
警備責任者のストックランドは、
マイケル・シャノンさんが演じています。
シャノンさんは、
過去のアカデミー賞助演男優賞に
ノミネートされています。
またイライザの友人のジャイルズ役の
リチャード・ジェンキンスさんも
アカデミー賞主演男優賞に
ノミネートされた経験があります。
さらには、
職場の同僚のゼルダ役の
オクタヴィア・スペンサーさんは、
2011年の『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』で
アカデミー助演女優賞を受賞しています。
出演者全員が実力者揃いでした!
だから面白い映画だということは
ありませんが、
演技にほころびがないところは、
ストーリーに集中できて良いと思います。
シェイプオブウォーターのネタバレと感想
最後に感想とネタバレを少しだけ。。
これから見る予定の方は、
ここからは見てから読んでいただきたいです。
ご自分の感想と照らし合わせてみてください。
同じように思うところとか、
全く違う感想だというところとか、
色々あると思います。
『シェイプオブウォーター』は、
エログロ映画だと
ちょっと聞いていたので、
実は恐る恐る見ました。
でも、
最初から本当に飽きない映画でした。
最後の最後まで、
予測できるけど予測させない映画というか、
余分なシーンのない映画でした。
一言で言うと、
おもしろかったです。
主人公のイライザは、
耳は聞こえるけれど、
声を発することができないという
障害でした。
彼女は川辺で拾われたそうです。
これは、
敵役にあたるストックランドに
呼び出された時に、
イライザの同僚のゼルダが語った言葉です。
川辺で拾われたって、
まあよく捨て子は
そんな風に言ったりしますよね。
なので、
あまり気にしなかったのですが、
最後の最後で意味のある言葉だったのかな
と思いました。
これは私の見解なのですが、
彼女は、
恋に落ちた半魚人と
そもそも同じ種族だったのではないかと
思いました。
イライザって、
なぜか水が好きみたいなんですよね。
毎朝のルーティーンの中に、
お風呂での自慰行為があります。
わざわざ水の中でやるって
よく意味がわからない・・・
と思っていたのですが、
彼女にとっては水の存在は、
普通の人が感じているより
大きなものなのだと思います。
もし彼女が半魚人と同種であれば、
水が好きなのは当然のことです。
そして、
半魚人を恐れることなく
親しみを持ったのも、
同種であれば当然のことです。
彼女の首には、
子供の頃から傷があります。
その傷の意味が、
最後に明らかになります。
半魚人が、
ストックランドに撃たれた
イライザを抱いて海に入ったあと、
首の傷跡が開いて、
魚のえらのようになりました。
うーん、半魚人だったからでしょう。
声も出せなかったし。
川辺で拾われたのも、
彼女のルーツが海だったからなのでは??
そう考えると
いろいろつじつまが合うんですよね。
まあ、
川辺で拾われたと言うのは、
もしかしたら聖書の中の
モーゼが川で拾われたことに
すこしかけているのかもしれないですね。
モーゼはユダヤ人を
エジプトから脱出させました。
イライザは半魚人を
研究所から脱出させたので、
半魚人からするとモーゼに当たる人です。
まあ、これは考えすぎかしら。
映画全体の話をすると、
本当にストーリーや映像、
前述しましたが演技もすべてが
一体化されていて、
滑らかな流れがありました。
これはストーリーに盛り上がりがない
と言う意味ではありません。
なんというか、
これおかしいだろ!?というような
突っ込みどころがないと言う意味です。
ある意味、完璧な映画だと思いました。
こんな素敵な映画を作れる人って、
本当に羨ましいです。
才能欲しかったなあ。
本ページの情報は2018年5月時点のものです。
最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。