船後靖彦(ふなご やすひこ)さんは、2019年7月の参議院議員通常選挙に「れいわ新選組」から立候補しました。
難病のALSを患いながらの選挙になります。
船後靖彦さんの経歴や学歴、家族についてまとめました。
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船後靖彦の経歴や高校大学
船後靖彦さんは、山本太郎さんが代表を務める「れいわ新選組」から、参議院選挙に立候補しました。
船後さんの立候補の会見を見て、驚きました。
船後さんはALS(筋萎縮性側索硬化症)を患っているからです。
手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。しかし、筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)だけが障害をうけます。その結果、脳から「手足を動かせ」という命令が伝わらなくなることにより、力が弱くなり、筋肉がやせていきます。その一方で、体の感覚、視力や聴力、内臓機能などはすべて保たれることが普通です。(難病情報センターサイトより)
これまで、船後靖彦さんのような重度の障害者が、選挙に出馬していたことはなかったと思います。
勇気がある方だなと思いました。
さて、船後さんがALSを発症したのは42歳でした。
それまでは、時計宝石輸入卸売り商社でバリバリと働く商社マンでした。
出身地:岐阜県
学歴
出身高校:千葉県立南高等学校
出身大学:拓殖大学政治経済学部卒業
ある日突然、うまくものが握れなくなってしまったそうです。
そして、ALSの告知を受けたのが、2000年5月。
その後も体の麻痺は進み、体の自由が制限されていますが、PCでコミュニケーションを取りながら、仕事を続けています。
船後靖彦さんの仕事先は次のとおりです。
サービス付高齢者向け住宅「サボテン六高台」:名誉施設長
現役の経営者ですね。
船後靖彦の妻や子供
船後靖彦さんには、妻と娘さんがいます。
奥様は、船後さんと小学校の同級生でした。
船後さんは、小6のときから、奥さんに憧れていたそうです。
一度は振られたものの28歳のときに、思いが伝わり結婚されました。
船後さん・・諦めない性格なのですね。
最後に、船後靖彦さんの参議院選挙への立候補についてです。
船後靖彦さんが所属する「れいわ新選組」には、重度の障害者が2人います。
このお二人は、「比例特定枠」での立候補になりました。
【優生学は科学にとって化石だ】#参議院議員選挙 れいわ新選組候補予定者のALS(筋萎縮性側索硬化症)の船後靖彦(ふなご やすひこ)候補。
安倍首相ら明治維新以来の支配層の「日本教育再生機構」の思想は、時代遅れで、非科学的で、似非科学。あらゆる障害は、科学が社会で発展する原動力だから。 pic.twitter.com/mBgL8Jt568— 別班マン (@beppanman) 2019年7月3日
最近は、障害者への風当たりが何故か強くなっています。
いろいろな人が助け合っていくことが、社会のあり方としてより良いと思うのですが、そう思わない人も多いようです。
それぞれの考え方がありますが、「知らない」ままで、考えを固めてしまうのは怖いことだと思います。
そんな中で、自ら手を上げて、「知らせる人」になってくださる船場靖彦さんには、期待しかありません。
難しいことも多いと思いますが、頑張って欲しいです。
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