アメリカで熱水泉に転落した男性が、
溶けてしまったという事故がありました!
男性が溶けるとは??
溶けた理由は??
怖い話しですが、気になります。。
この男性が訪れたのは、
アメリカのイエローストーン国立公園です。
イエローストーン国立公園は、アメリカの中西部にある国立公園で、世界初の国立公園でもあります!
とても人気のある公園です!
日本でも有名ですよね〜
スポンサーリンク
熱水泉に転落した理由
熱水泉に転落した男性は、コリン・スコットさん、23歳です。。
妹さんと旅行に来ていた、コリンさんは、温泉に入ろうと立ち入り禁止区域内に入ってしまいました。
温泉に入ろうと思ったなんて、お風呂好きだったのでしょうか??
そして、泉を見つけたコリンさんは、お湯の温度を測ろうとして、足を滑らせて転落してしまったのです。
妹さんは、その様子をスマホで撮影していたそうですが、動画は公開されていません。
熱水泉に転落したと言うことで、とても熱いお湯なのかと思っていましたが、熱水泉の定義は明確ではないようです。
たとえば、
・地熱で暖められた水が涌き出す泉
・ひとの平熱より高温の水が涌き出す泉
・50℃以上の水温が涌き出す泉
こんな風に定義の幅がありすぎです!
あまりに熱い温度の湯であれば、近づけば気温が暑くなるので、わかりますよね。。
なぜコリンさんは、亡くなってしまったのでしょうか。
スポンサーリンク
熱水泉は超酸性
実はコリンさんが落ちてしまった泉は、酸性がとても強い泉だったのです!
落ちた泉の名前は発表になっていないのですが、『ベリル・スプリング』だと思われます。
ベリル・スプリングの画像です。
この泉は、酸性度が、ph1〜2と言われています!
きわめて酸性度が高いのです!!
何でも溶かすという人間の胃散と同じぐらいの濃度です!
人間の胃が胃散で溶けないのは、粘膜によって守られているということを、以前ためしてガッテンで言っていました。。
粘膜がなければ、人間は胃散で溶けてしまうのです!
怖ーい!!
実は、日本にも同じくらいの酸性度の温泉があります。
秋田県にある玉川温泉というところです。
ここは塩酸を主成分とし、ph1.05だそうです。
ベリル・スプリングは、硫酸が主成分のようです。
塩酸は気体、硫酸は液体なのだそう。。
そして怖いのは、濃硫酸。。
これは、あらゆるものから水を奪うので、皮膚につくとやけどのようになってしまうそうです。
さらに、この濃硫酸を加熱すると、熱濃硫酸になります!
これは、あらゆるものを溶かす酸化剤になってしまいます。。。
怖すぎる〜〜
もしかして、ベリル・スプリングは熱濃硫酸だった??
コリンさんは、そのような強い酸性の水溶液の中に落ちてしまいました。
そして、たった1日で、あとかたもなく溶解してしまったと考えられています。
コリンさんは、たぶん泉に落ちてすぐに亡くなったと考えられますが、
もし生きていたとしても、救助は相当大変だったのではないでしょうか。。
救助隊の装備もすぐに溶けてしまうはずです。。
この泉には、はっきりと立ち入り禁止!と書いてあったそうです!
そのような警告にはちゃんと意味があるので、従わないといけないですね。。
ちょっとだけなら。。
みたいな気持ちがあるとしたら、溶けてなくなってしまうかもしれません。
スポンサーリンク