フィンランドの首相に34歳の女性のサンナ・マリンさんが、選出されました。
34歳という年齢で、世界最年少の国家指導者となりました。
サンナ・マリンさんの経歴や大学、そしてご家族を調べてみました。
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サンナ・マリンの経歴や学歴
2019年12月8日に行われたフィンランドの連立与党の投票で、僅かな差でしたが、サンナ・マリンさんが当選しました。
サンナマリンさんのプロフィールは次のとおりです。
生年月日:1985年11月16日
出身地:フィンランド・ヘルシンキ
政党:フィンランド社会民主党
2004年 ピルッカラ高校卒業
2007年 タンペレ大学入学
2012年 管理化学の学士号取得
2017年 修士号取得ー卒業
2009年から2012年 タンペレ市議会議員
2013年から2017年 市議会議長
2014年 社会民主党の副議長に選出
2015年 ピルカンマー選挙区の議員に選出
2019年6月6日 運輸通信大臣に就任
2019年12月8日 フィンランド首相就任
サンナ・マリンさんの出身大学のタンペレ大学は、1925年にヘルシンキの市民大学として設立されました。
そもそもは公務員を養成する学校でしたが、現在ではジャーナリズムや行政などを教える総合大学です。
日本のお茶の水女子大学や千葉大学などから、留学生も派遣されています。
サンナ・マリンさんは、学生時代から地方議会議員として活動されていました。
自分の専攻を社会の現場で活かすことができるなんて、良いですね。
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サンナ・マリンの夫や子供
サンナ・マリンさんのパートナーは、マルクス・ライコネンさんです。
また、2018年1月28日に生まれた娘さんもいます。
フィンランドでは、籍を入れる形の結婚をしない人も多いようです。
日本で言えば、「事実婚」ということになるのでしょうか。
また、サンナ・マリンさん自身は、レインボーファミリーと言われる母親2人の家族の中で育ちました。
日本の感覚では、ちょっと驚きですが、フィンランドは多様な背景の人を受け入れる文化なのでしょう。
羨ましいです。
サンナ・マリンの新首相就任に関する声
サンナ・マリンさんの就任に関して、駐日フィンランド大使館からは、ツイッターでお知らせがありました。
もい!フィンランドの次期首相は34歳女性のサンナ・マリンに決定。現在、交通・通信大臣を務めるマリンは「年齢も性別も気にしたことない」と語ってたけど、フィンランドでは今までで最も若い首相となるよ。女性としては三人目。先週のリンネ首相辞任を受け、党内選で決定 https://t.co/71jEcmAKzN
— 駐日フィンランド大使館 (@FinEmbTokyo) December 8, 2019
サンナ・マリン氏は20歳頃から政治活動を始めて、2012年タンペレ市議になり27歳で議長、2015年から国会議員、今年交通・通信大臣に。貧困を経験し、レインボー家庭で育ったからこそ福祉や平等の大切さを痛感。家族で初めての大学生。様々なアルバイトも経験。現在一児の母https://t.co/S31UQfDMgp
— 駐日フィンランド大使館 (@FinEmbTokyo) December 9, 2019
あの~フィンランド連立政権5党の党首が全員女性で、うち4人は35歳以下と伝えられてるけど、厳密には、次期首相に選出されたサンナ・マリンは、まだ党首ではありません。党首は先週首相を辞任したアンティ・リンネが夏まで続投。ただ夏の党首選にはマリン氏が出馬の意思を表明しているからそうなるかも https://t.co/XYTE4uVxXq
— 駐日フィンランド大使館 (@FinEmbTokyo) December 9, 2019
日本からの声
*「母子家庭で育った34歳の女性サンナ・マリン氏が首相に就任!」
… 連立を組む5党の党主はすべて女性で、交通・通信大臣時代の業績が高く評価され互選で首相に選ばれる。
日本でこんな状況になったら、あらゆる屁理屈をつけておやじたちが潰しにかかるだろう。 pic.twitter.com/Xx3UBWmlL4
— Hiroshi Matsuura (@HiroshiMatsuur2) December 9, 2019
母子家庭育ちの子供は首相にだってなれる、女だって首相になれる、同性カップルに育てられた子供は首相にだってなれる、貧困層の出自だろうが、若かろうが、子育てしながらでも……
サンナ・マリン氏、いったいいくつの壁をぶち破りいくつの希望を民に背中で示すおつもりか…既に…という感じ
— () (@mlookslike_) December 9, 2019
日本のツイッターでは、サンナ・マリンさんの首相への就任を羨望の眼差しで見ている人が多いようです。
ぜひ結果も出してほしいです。
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