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エール(朝ドラ)古山裕一のモデル作曲家・古関裕而の代表曲や経歴は?


朝ドラ『エール』の主人公の古山裕一のモデルは、作曲家の古関裕而さんです。

古関裕而さんは、5000曲にものぼる曲を作曲しました。

古関裕而さんの作った曲は、誰でも聞いたことがある曲が多くあります。

古関裕而さんの代表曲や、古関さんの経歴をまとめました。

 

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エール(朝ドラ)古山裕一のモデル作曲家・古関裕而の経歴

 

2020年4月期のNHK朝の連続テレビ小説『エール』の主人公の古山裕一のモデルは、古関裕而さんです。

 

古関裕而さんは、若くして才能を見いだされ、多くの曲を作りました。

 

その数は5000曲にのぼると言われています。

 

古関裕而画像

 

まず、古関裕而さんの経歴をまとめました。

 

1909年8月11日
(明治42年)
0歳 福島県福島市大町に長男として生まれる。

家は呉服店「喜多三(きたさん)」

1916年 7歳 福島県師範学校附属小学校へ入学
10歳 楽譜が読めるようになり、同級生から作曲を依頼されるようになる。
1922年

(大正11年)

13歳 旧制福島商業学校(現福島商業高等学校)に入学

在学中に家業の呉服店が倒産。

福島ハーモニカーソサエティーに入団

卒業後、川俣銀行(現東邦銀行川俣支店)に勤務。

山田耕筰と交流を始める。

リムスキー=コルサコフの弟子で仙台に在住していた金須嘉之進に師事

1929年

(昭和4年)

20歳 管弦楽のための舞踊組曲『竹取物語』をイギリスロンドン市のチェスター楽譜出版社募集の作曲コンクールに応募し入賞。

(日本人初の国際的作曲コンクール入賞だった)

1930年 20歳 熱烈な文通の末、内山金子と結婚。
1930年9月 21歳 コロムビアの顧問山田耕筰の推薦でコロムビア専属の作曲家になる。

夫婦で上京する。

菅原明朗に師事。

実家の家族を養っていた。

1935年

(昭和10年)

26歳 新民謡調の「船頭可愛や」(詩:高橋掬太郎、唄:音丸)が大ヒット
戦時中 戦争歌謡を作曲
戦後 人々の心を明るくする曲を作り続ける
1961年 森光子主演の『放浪記』
1964年 東京オリンピック「オリンピック・マーチ」作曲
1969年
(昭和44年)
紫綬褒章受章
1972年10月  フジテレビ系の音楽番組『オールスター家族対抗歌合戦』の審査員(〜1984年6月)
1979年
(昭和54年)
勲三等瑞宝章を受章
1980年 妻・金子死去
1988年11月 福島市古関裕而記念館
1989年8月18日
(平成元年)
80歳 脳梗塞のため死去
2009年4月11日 JR福島駅の発車メロディーに作品が採用

在来線ホーム「高原列車は行く」

新幹線ホーム「栄冠は君に輝く」

同8月11日 生誕100年を記念しモニュメントが古関の地元・福島市の福島駅東口駅前広場に設置

 

福島駅東口駅前広場に設置された古関裕而さんの記念のモニュメントです。

 

地元の方たちに大切にされている感じがします。

 

 

古関裕而さんは、波乱万丈な人生を送りながらも、若い頃から作曲家としては成功していました。

 

ですが、ご自身としては、歌謡曲だけでなくクラシックを作曲したいという思いは、常に持っていらしたようです。

 

ヨーロッパに音楽留学もしたかったようですが、結局それは叶いませんでした。

 

実家の家族を養わなければならず、それはやはり「長男として家業を継がなかった」という負い目もあったのではないかと思います。

 

古関裕而さんの人柄は、穏やかで控えめな方だったようです。

 

明治の時代に、高価な楽譜を父親から買い与えられるような家で育っていますから、お坊ちゃまであったことは確かのようです。

 

ですが、内面には熱く激しい情を持っていました。

 

2020年3月30日付けの文春オンラインでは、「妻・金子と熱烈な文面の手紙をやり取りしていたことや、女性問題でスキャンダルになった山田耕筰のことを激しく批判もした」と書かれいてました。

 

それぐらい強い感情を持てなければ、曲を生み出していくことは、きっと不可能なのだと思います。

 

かっこいいなあと思いました。

 

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エール(朝ドラ)古関裕而の代表曲

 

古関裕而さんの作品はものすごい数で、さらに多くはよく知られている曲です。

 

なので、これが代表曲だ!という作品をあげるのは、難しいことがわかりました。

 

なので、これ知ってる!というものを独断と偏見で選び一ました。

「紺碧の空 ~早稲田大学応援歌~」

「船頭可愛や」

「大阪タイガースの歌(六甲颪)」

「とんがり帽子」

「栄冠は君に輝く」

「君の名は」

「モスラの歌」

「巨人軍の歌(闘魂こめて)」

「オリンピック・マーチ」

「ドカベン」挿入歌「ああ甲子園」

などなど

 

 

 

 

 

クラシック音楽の交響曲や協奏曲なども作曲されているのですが、それについては、私にはよくわかりませんでした。

 

朝ドラ『エール』の中で、たくさん紹介されるのではないかと期待しています。

 

『エール』のキャスト・登場人物の一覧はこちらです↓↓

エール(朝ドラ)キャスト登場人物一覧

 

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