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エール(朝ドラ)16週78話ネタバレあらすじ:音は音楽挺身隊へ入るのか


朝ドラエール』第16週「不協和音」第78話は、主人公の古山裕一の妻、音は、「音楽挺身隊」に入隊するかどうか迷っていました。

この「音楽挺身隊」とは、どんなグループだったのでしょうか?

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エール(朝ドラ)第16週78話ネタバレあらすじ

 

NHK朝の連続テレビ小説『エール』第16週78話のあらすじをまずご紹介します。

 

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ある日、裕一をたずねて、豊橋の関内家で馬具づくりの修行をしている五郎(岡部大)が突然現れる。

職人頭の岩城(吉原光夫)に一人前と認められたら、梅(森七菜)と結婚することになっている五郎だったが、岩城の試験に落ちてばかりですっかり自信をなくしてしまったのだ。

あとを追って来た梅(森七菜)が、すごい剣幕で五郎に迫る。

一方、音は、音楽挺身隊に参加すべきかどうか、迷っていたのだが…。

 

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エール(朝ドラ)78話 音楽挺身隊に音は入るのか

 

音は、音楽挺身隊に入ろうか悩んでいるようです。

 

国防婦人会は、ちょっと怖そうな人がいますし、姉の吟との関係もギクシャクしていて居心地が悪そうです。

 

 

一方の音楽挺身隊なら、好きな歌を歌い、お国のために働ける良い機会になりますよね。

 

ただ音楽挺身隊の活動を始めてしまうと、娘の華を家に置いていくことになります。

 

裕一は家で仕事しているので、見ていてくれると思いますが、娘を溺愛する裕一は、音からするとちょっと頼りない気持ちがあるのではないかと思います。

 

裕一は音をいずれ音楽の仕事に戻れるようにしたいと考えているようですし、音は入隊するのではないかなと思います。

 

さて、実際の音楽挺身隊は、1941年8月に、山田耕筰を隊長として発足しました。

 

大阪音楽大学の公式サイトの「100年史」のページでは、2300人の日本演奏家協会全会員が参加したと書かれていました。

 

音楽挺身隊の活動内容は、音楽を通して、国民を鼓舞したり、慰めたりすることでした。

 

 音楽挺身隊結成

前年11月創立の日本演奏家協会全会員2,300名を動員して結成され、山田耕筰がその隊長を務めた。

銃後国民の慰安と鼓舞激励のための市民慰安会、農村漁村への音楽慰安隊派遣、産業戦士の慰労演奏などを行った

大阪音楽大学:100年史

 

この音楽挺身隊の隊長への就任で、山田耕筰は、将官待遇となり、軍服でよく行動していました。

 

軍人でもないのに、軍服姿の自分に惚れ惚れしていたのでしょうか。

 

そのため、戦後「戦争に加担した」として、「戦犯論争」の巻き込まれることになります。

 

勝手な印象ですが、山田耕筰は、結構チャラい人で、虚栄心や承認欲求が強いものの、イデオロギー的な信念のようなものはなかったのではないでしょうか。

 

「求められれば、それに応えて、名声を高める」ことが、山田耕筰にとっていちばん大切なことだったのかもしれないと思いました。

 

ただ、時代の求めに的確に応えられるのは、作曲家としての豊かな才能があったからなのでしょうけれども。

 

ところで、『エール』の主人公の古山裕一のモデルの古関裕而さんは、「ニュース歌謡」の作曲を多くしていました。

 

ニュース歌謡は、敵艦を撃沈したり、日本軍が勇ましく進軍していくニュースを歌にしたものでした。

 

古関裕而さんは作曲家ですから、こういった内容の曲を作曲することもしょうがないと思うのですが、なんとも複雑な気持ちになります。

 

何人の人が古関裕而さんの曲を聞いて、戦地に向かったのでしょうか。

 

 

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