杉田和博官房副長官が、「アベノマスク」で逆ギレして以来、また注目されそうです。
日本学術会議の件で、杉田和博官房副長官が、任命されなかった6人を選別していたと報道されました。
選別を担当するなんて、大きな力を持っているんですね。
杉田和博官房副長官の経歴やご家族についてまとめました。
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杉田和博官房副長官の経歴
杉田和博官房副長官は、警察官僚といわれる方ですね。
考案部門の出身で、初代内閣情報官、内閣危機管理監で、「危機管理のプロ中のプロ」と認められています。
官邸には、1982年第1次中曽根内閣のときに、内閣官房長官秘書官事務取扱を担当しています。
そして、2012年12月の第2次安倍内閣のときから、内閣官房副長官になり、2020年9月に発足した菅内閣でも引き続き内閣官房副長官として務めています。
杉田和博官房副長官プロフィール
名前:杉田 和博(すぎた かずひろ)
生年月日:1941年4月22日
出身地:埼玉県
出身高校:埼玉県立浦和高等学校
出身大学:東京大学法学部
職歴
1966年3月 | 東京大学法学部卒業 |
---|---|
1966年4月 | 警察庁 |
1982年11月 | 内閣官房長官秘書官事務取扱(後藤田・藤波官房長官) |
1985年4月 | 警視庁第一方面本部長 |
1986年8月 | 鳥取県警察本部長 |
1993年3月 | 神奈川県警察本部長 |
1994年10月 | 警察庁警備局長 |
1997年4月 | 内閣官房内閣情報調査室長 |
2001年1月 | 内閣情報官 |
2001年4月 | 内閣危機管理監 |
2004年1月 | 退官 |
2005年7月 | 財団法人世界政経調査会会長 |
2012年12月 | 内閣官房副長官(第2次安倍内閣) |
2014年9月 | 内閣官房副長官(第2次安倍改造内閣) |
2014年12月 | 内閣官房副長官(第3次安倍内閣) |
2015年10月 | 内閣官房副長官(第3次安倍改造内閣) |
2016年8月 | 内閣官房副長官(第3次安倍第2次改造内閣) |
2017年8月 | 内閣官房副長官(第3次安倍第3次改造内閣) |
2017年11月 | 内閣官房副長官(第4次安倍内閣) |
2018年10月 | 内閣官房副長官(第4次安倍改造内閣) |
2019年9月 | 内閣官房副長官(第4次安倍第2次改造内閣) |
2020年9月 | 内閣官房副長官(菅内閣) |
中曽根内閣の頃から官邸に出入りしているとは、生き字引のような人ですね。
権力を持つものわかる気がします。
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杉田和博官房副長官の家族
杉田和博官房副長官のご家族についてですが、さすが公安というべきか、妻についても、娘さん、息子さんについても、全く情報が出てきませんでした。
杉田和博官房副長官のお歳から考えると、お子さんたちは、アラフィフではないかと思います。
そうなると、お孫さんもいるのでしょうか。
週刊写真誌「フラッシュ」の取材を受けたとき、休日に洗車していたのは、良き家庭人なのかなとも思います。
新首相が「105人の推薦リスト」を見てないとすると、チェックしたのは内閣官房副長官ということなのだろうか。
洗車する杉田和博氏(2018年)https://t.co/C65N7Ef9RX
— Eigen Kino (@eigenkino) October 9, 2020
休日まで記者に押しかけられて、大変だとは思いますけれども。
それだけ政府の内部情報に詳しい方ということでは、しょうがないとも言えると思います。
日本学術会議の6人を選別?
第1次菅内閣が発足し、支持率も高く、順風満帆という感じでしたが、突如「日本学術会議の任命問題」で、騒動が巻き起こっています。
日本学術会議が推薦した会員候補105人のうち6名が、内閣総理大臣に任命されませんでした。
その6人を任命しない理由について、菅総理が明確に述べないため、騒ぎがなかなか収束しない状況になっています。
そして、2020年10月12日に、この任命されない6人を選定したのは、杉田和博官房副長官ではないかという記事が流れました。
日本学術会議が推薦した会員候補105人のうち6人が任命されなかった問題で、菅義偉首相がこの6人の名前と選考から漏れた事実を事前に把握していたことが分かりました。除外の判断に杉田和博官房副長官が関与していたことも判明しました。 https://t.co/8NG7yiJPBF
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) October 12, 2020
この報道が出る以前に、池田信夫さんは、すでに杉田和博官房副長官さんの名前を上げていました。
「99人しか見てない」というのは菅さんには珍しい失言だが、別に違法じゃない。局長級以上の人事も杉田副長官がほとんどやって、菅さんはメクラ判を押してるだけ。今回の仕掛け人は杉田さんかもしれない。 https://t.co/CHVu0pTCr7
— 池田信夫 (@ikedanob) October 12, 2020
そして、過去に中曽根元首相がした答弁との整合性が取れなくなっていると指摘しています。
今回は共産党の大ヒット。法制局は1969年の高辻長官の答弁まで出して墓穴を掘ってしまった。法制局と内閣府と内閣人事局が矛盾した答弁をしている。
学術会議問題は「風見鶏」中曽根首相の遺産 https://t.co/Ka1uHsbT2j
— 池田信夫 (@ikedanob) October 12, 2020
菅総理の日本学術会議の推薦した会員の任命拒否自体は、前例にはありませんが、違法ではないだろうということなので、問題は菅総理の説明がはっきりしないことになっているような気がします。
はっきり言えない理由があるのかな・・と思わざるを得ません。
いい感じで政権運営を始めた菅総理にとっては、舵取りが難しくなりましたね。
杉田和博官房副長官が責任をとって辞任・・なんてことは起こるのでしょうか。
時間が解決するのを待つのでしょうか。
しばらく注目していこうと思います。
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