朝ドラ『おちょやん』第23週「今日もええ天気や」第112話は、一平が書き上げた新作「初代桂春団治」が大好評になりました。
実際に現在も公演されている「初代桂春団治」とは、どのようなストーリーなのでしょうか。
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おちょやん(朝ドラ)第23週112話ネタバレあらすじ
NHK朝の連続テレビ小説『おちょやん』第23週第112話のあらすじをまずご紹介します。
一平(成田凌)が書き上げた新作「初代桂春団治」は大変な人気を呼び、東京公演も決まり、新聞やラジオのインタビューも増える。
そんな折、放送局で取材を受ける一平と本読みに来た千代(杉咲花)が鉢合わせしそうになり、周囲は肝を冷やす。
予期せず、一平の肉声を聞き、熊田(西川忠志)との再会もあって、道頓堀に思いを馳せ、浮かない表情の千代。
心配した春子が、あるものを作ったことで、千代はその思いに心を動かされて…
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おちょやん(朝ドラ)112話 初代桂春団治とは
朝ドラ『おちょやん』の主人公の竹井千代を捨てた一平が書いた渾身の本「初代桂春団治」は大ヒットし、鶴亀新喜劇も全国的に大人気となります。
実際に松竹新喜劇の2代目渋谷天外さんが書いた本は「桂春団治」という芝居でした。
実在の落語家の「初代桂春団治」さんをモデルにしていました。
初代春団治さんは、落語も、私生活も破天荒な人でした。
女性関係はめちゃくちゃで、女性と同棲中なのに、師匠に紹介された女性と結婚し、同棲相手と妻と3人で住んでいたこともありました。
また、師匠に紹介された女性、トミさんは、貧しい時代に献身的に支えてくれたのに、離婚し、資産家の未亡人と結婚し、その財産を食いつぶしてしまいました。
速報◆今月、落語家・桂春団治(42)=写真=が、吉本興業の専属として、初席の高座にあがる。3年前に「浪花派」を立ち上げたが、経営がうまくいかず莫大な借金を背負ったため、吉本興業に吸収された。 =百年前新聞社 (1921/01/31) pic.twitter.com/Oj4phP9T5U
— 百年前新聞 (@100nen_) January 31, 2021
落語も、古典落語にギャグを使ったり、早口でまくし立てたり、先輩たちからは批判もされていました。
さらに、所属事務所から禁止されていたのに、ラジオ放送に出演し、かえって寄席の客を大幅に増やしたりもしました。
ちなみに、桂春団治の名跡は、4代目までつづいています。
2代目は、初代と同じような爆笑型の噺家でした。
初代よりも話芸がうまいという人もいたほど、大人気の噺家でした。
13日(水) 大阪市立大学公開授業
「大阪落語への招待」
写真は手塚治虫氏が「絵」で初めてお金を貰ったプロデビュー作品 「2代目桂春団治の旅興行のポスター」のレプリカです。最近原画も出てきた!との事でした。 pic.twitter.com/UVCFjFpFaH— 39 (@39ohagi) July 15, 2016
3代目は、2代目の息子が継ぎました。
相当なプレッシャーの中、3代目を全うし、上方落語協会会長も務めました。
道頓堀角座「秋の上方落語会」パンフレット(1970.10.31)表紙
10日1席システムが常識な時代の寄席だと、31日に特別番組を編成することがありました。
その内の1つで、おそらく季ごとに行っていたと思われます。
にしても豪華やなあ…
松鶴・米朝・春団治・福郎etc…#角座 #演芸 #落語 #パンフレット pic.twitter.com/HnvE7ZL8kY— くま (@Osaraba_tokio) September 22, 2018
そして、2021年現在は、3代目の弟子だった桂春之輔さんが、4代目桂春団治の名前を継いでいます。
【奈良市】「桂 春団治」落語会(朱雀門ひろば寄席)
晩秋は上方落語を思いっきり楽しもう!
2018年2月に桂 春之輔から4代目「桂 春団治」に襲名した上方落語の超有名師匠が来園。
奈良に因んだ一席と、あとはどんな噺(はなし)が聞けるかお楽しみに♪詳しくはこちら👀https://t.co/6O9lwP79LH pic.twitter.com/OZFvAmV0EZ
— 奈良のタウン情報 ぱーぷる (@par_ple) November 19, 2020
朝ドラでは、『わろてんか』で波岡一喜さんが演じた「月の井団吾」が、初代桂春団治をモデルにしたキャラクターでした。
『♪死んで花が咲くかいな~♪』
『三密守らんと人混み行ったら消えるで。消えるで。』
『ああ……消えた』
(死神: 月の井団吾)#わろてんか
#朝ドラコロナ対策本部 pic.twitter.com/2a2JjQEtiJ— ⁑⁑安奈⁑⁑ (@Blood_in_Street) April 13, 2020
月の井団吾は、ちょっと引くほど、恐ろしくて強烈なキャラクターでしたよね。
一平は、この強烈キャラの「桂春団治」に、自分に尽くしてくれた千代を捨てて、他の女に走ったことを重ね合わせているのでしょう。
自分の経験を重ね合わせることで、魂の入った本が書けたのだと思います。
結局千代のおかげで、会心の作品が書けたということですよね。
すべて千代のおかげじゃん。
寛治くん千代ちゃんを頼むで#おちょやん #杉咲花 pic.twitter.com/fGSaoUH6H4
— 21号◢͟│⁴⁶⚽️ (@NZ46_) April 22, 2021
『おちょやん』と『わろてんか』は、どちらもU-NEXTで動画配信されています。
U-NEXTは、31日間の無料トライアルを実施しているので、波岡一喜さんの月の井団吾や、『おちょやん』を見ることができます。
下記バナーから「画面の右肩の虫眼鏡マークのある欄」に、見たい作品や俳優の名前を入力していただければ、該当作品が現れます。
公式サイトURL:https://video.unext.jp/
※この情報は2021年5月時点のものです。
U-NEXTの最新情報は公式サイトから御覧ください。
前後のあらすじはこちらからご覧ください。
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