八重姫の生涯は、悲しいできごとの連続でした。
八重姫は、源頼朝との子供である千鶴丸を亡くし、頼朝との恋も実らず入水したとも言われています。
大河ドラマ『鎌倉殿と13人』で、ガッキー(新垣結衣さん)が演じる八重姫は、どのように描かれるのでしょうか。
スポンサーリンク
八重姫の生涯
八重姫は、伊豆一の美女と言われている女性で、源頼朝の最初の妻です。
八重姫と源頼朝が恋に落ちたのは、頼朝は平治の乱(1159年)で負けてしまったため、伊豆に流刑に処されていたときでした。
このとき八重姫の父の伊東祐親は、頼朝の監視役でした。
ガッキーの八重姫が美しい😍😍
着物👘もめっちゃ似合ってるし😄
これで大河初出演という事実😮 pic.twitter.com/EErnWMeGZj— 鬼の副長 (@A425uKlXpo3TDcf) January 14, 2022
八重姫が生まれた年や、頼朝に出会ったときの年齢などは、わかっていません。
八重姫と出会うきっかけになった頼朝の伊豆への流刑は14歳のときで、1159年(平治元年)。
頼朝と八重姫の子供の千鶴丸が殺害されたのが、1175年(安元元年)9月とされているので、計算してみると、このとき頼朝は30歳。
千鶴丸は3歳で命を奪われたので、頼朝が27歳ころに生まれたはず。
そうなると、頼朝が26歳ころに八重姫と出会って、恋に落ちたということなのでしょうか。
当時はティーンエージャーでも大人だったと思うので、八重姫は10代だったかもしれないですね。
罪人とその監視官の娘の恋は、八重姫の父の伊東祐親が京都で務めを果たしている間に燃え上がりました。
伊東祐親が伊豆にもどってきたとき、八重姫と頼朝の子供の千鶴丸は3歳になっていました。
鎌倉殿の13人
第1回見ました。八重姫役のガッキーは綺麗でしたね!
本当に姫って感じで!もう少し出番がほしかったです。
政子役の小池栄子さんはなんか楽しかったです。
また、来週も楽しみです。 pic.twitter.com/f72Lpw0GMm— ラッシュ (@vFDFWSq301wCBrQ) January 9, 2022
ただ千鶴丸の存在は、伊東祐親の妻、八重姫の母はわかっていたようなので、祐親以外の人はみーんな知っていたことなのかもしれません。
全然秘めた恋でもなかったのかもしれない。
孫もいることだし、祐親にも二人の仲は許してもらえるかもしれないとのんきに考えていたことも考えられますね。
ですが、実際は許してもらえず、祐親は、頼朝まで殺そうとしたのですから、幸せな3年間から一気に奈落の底に八重姫は落とされました。
源頼朝との恋に破れ入水した?
千鶴丸が亡くなった後の八重姫の消息はよくわかっていません。
悲しい結末は、次のお話です。
八重姫は頼朝のことを忘れられず、屋敷を抜け出し、頼朝がいる北条時政の屋敷に行きます。
ですが、そこで頼朝は、すでに政子と結ばれ、子どもまでいました。
八重姫は絶望し、頼朝と会うこともなく、古川の真珠ヶ淵へ入水し亡くなった。
一方では、祐親は八重姫を「江間の小四郎」に嫁がせたという説もあります。
「江間小四郎」と言う名前は、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の主人公の北条義時の別名でもありますが、義時とは別人です。
北条義時は、1175年、千鶴丸が亡くなったときには13歳でした。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、八重姫は北条義時の初恋の人だそうですから、「きれいなお姉さん」的な存在だったのかもしれないなと思いました。
鎌倉殿と13人でガッキーが演じる八重姫
八重姫は、伊東祐親の三女でした。
三女は、「甘え上手で、友だちがいっぱいいる」と言われています。
また天真爛漫な人も多いと言われています。
頼朝の監視官であった父の立場を考えず、頼朝に心を寄せてしまったのは、三女ゆえの八重姫の天真爛漫さだったのかもしれません。
八重姫は美しい人で、さらに愛くるしい人だとしたら、誰もが憧れる存在だったのでしょう。
うーん、それって、ガッキーそのものじゃないですか!!
頼朝こそ自分の立場を忘れて、八重姫にぞっこんになってしまったのでしょう。
今夜の鎌倉殿、第2話楽しみです
八重姫に振り回される義時が…
頼朝に一途な八重に対して
ストーカー化するようですよ…
ところで #ほしがき の二人が共演
するとしたら「逃げ恥」
昨年の暮れ、海野先生が東京に🤔
コミック10・11巻書く前
出かけていたんですよね~東京…
ちょっと期待してます🥰 pic.twitter.com/Nab1hRzrWC— ミー助 (@miwama8) January 16, 2022
逢瀬を重ねる2人には、太陽の光がキラキラと降り注ぎ、花が咲き乱れ、鳥がさえずり、すべての生きとし生けるものが2人を祝福している情景が見えていたのではないでしょうか。
子供が3歳になるまでは、いわゆる「ラブラブ」状態!!
それが祐親の帰還で一気に奈落の底に落ちてしまいました。
戦国の世は、位の高い人であっても、生きるのが厳しい時代だったということですね。
『鎌倉殿と13人』1話で、千鶴丸はすでに命を落としてしまいました。
そして、頼朝には、すでに政子が近づいていました。
八重姫は、父の命令で他の人のもとに嫁ぐのか、入水してしまうのかは、まだわかりません。
できれば、他の人のもとに嫁いでも、長生きしてほしいものです。
当時の女性の人生は、記録が少ないので、どうにでもなると思うんですよね。
政子は70歳近くまで生き、当時としては長生きだったそうですから、晩年「八重姫と政子で頼朝を偲ぶ」なんてこともありなのでは??
炎上しそうですけどね。
ちなみに、頼朝は子供を失うというつらい経験をしているのに、権力を握ったあと、情け容赦なく子供の命を奪っています。
親の気持ちがわかるはずなのに・・と思っていまいますが、そういう世の中ではなかったのでしょう。
みんな生きる残ることに精一杯だったのでしょうか。
『鎌倉殿の13人』の2回以降、八重はどうなっていくのでしょうか。
放送が楽しみです!
スポンサーリンク