アメリカ自治領とは?海外領土は何個あるの?国家との違いが気になる!

プエルトリコが財政破綻しましたね。

ギリシャのような感じになっていくのかと思い調べてみたのですが、
プエルトリコって、
アメリカの自治領でした。

野球でも
プエルトリコ出身の選手が多いですし、
有名な映画『ウエストサイド・ストーリー』では、
プエルトリコからの移民の若者と、
白人の若者の確執から来る悲劇を描いていました。

なので、
プエルトリコは国(国家)だと思っていたので
びっくりです!

調べて見ると、
アメリカには
プエルトリコ以外にも自治領があり、
海外領土といわれるものもあります。

自治領と国家との違いも気になります!

スポンサーリンク

自治領とは

まず自治領とは、
主権を持っている国家の下で、
地方自治よりも高度な自治を行っている
地域のことです。

自治領は、
その地域の政治や行政などを、
主権国家の許可を得ずに行うことができます。

プエルトリコ国旗画像

ただし、
自治領は
主権は持っていません。

一方、
国家は主権を持っています。

主権というのは、
「領土・領海・国民・国家体制」などを支配する権限のことです。

この3つの権限です。

●最高権
●統治権
●最高機関

・・・・・難しい・・・

一応調べてみました。

最高権」というのは、
国家が外に害して独立していること。
対外主権のことです。

統治権」は、
国家の領土にいる国民に対し、
国家の意思に従わせることができることです。
対内主権といいます。

最高機関の地位」は、
国家の中で最高法規である憲法を制定する権力を持っていること。
というのが一つの説です。
諸説あるらしい。
最高決定力のことです。

日本では憲法改正の話が出て来ていますが、
主権の定義とか、
国家の定義とか、
いろいろな定義付けも知らなければ
議論に参加すらできないんだなあと
つくづく思いました。

たぶん
中学とか高校で学んでいるんですよね・・

私は、
何を学んで来たんだろう・・

スポンサーリンク

アメリカ自治領とは

以上のことをふまえて、
アメリカ自治領のことを考えると、、

アメリカ自治領とは、
アメリカが主権を持っている地域で、
内政などの自由を与えられている地域
ということになるでしょうか。。

「自由」という言葉の定義が曖昧かな・・

でもこれ以上は、
難しくて無理だ・・・

具体的には、
国防や外交はアメリカが行い、
法律もアメリカの法律が適用される
ということのようです。

プエルトリコも、
アメリカの自治領の国です。

なので、
外交は行っていなかったんですね。

プエルトリコは、
アメリカの州の一つになることを目指していたようですが、
州政府と自治政府の違いが
よくわかりませんでした。

そもそもアメリカの州は、
強い自治権があるのが知られています。

州によって
死刑のあるとかないとか、
犯罪を犯しても州境を越えれば罪を問われないとか・・

詳しい人に説明してもらわないと、
この辺はわからないなあ。

アメリカの海外領土

アメリカには海外領土があり、
自治が認められている地域と、
そうでない地域があります。

<自治が認められている地域>

● グアム
● 北マリアナ諸島
● プエルトリコ
● 米領ヴァージン諸島

<自治が認められていない地域>

● 米領サモア(連邦法的には非自治だが実質自治)
● ベーカー島、無人島
● ハウランド島、無人島
● ジャービス島、無人島
● ジョンストン環礁、無人島
● キングマン・リーフ、無人島
● ミッドウェー島、無人島
● ナヴァッサ島、無人島(ハイチが領有を主張)
● ウェーク島、飛行場施設関係者が居住(マーシャル諸島共和国が領有を主張)
● セラニャ礁、無人島、(コロンビアが全部の領有を主張。ホンジュラスも領有を主張)
● バホヌエボ礁、無人島、(コロンビアが全部の領有を主張。ホンジュラスも領有を主張)

この島があるおかげで、
アメリカの領海が広くなっているとか、
理由があるのでしょうね・・・

それにしても、
プエルトリコの財政破綻は7.9兆円・・・

世界経済にどのような影響を及ぼすのか
気にしていきたいです。

スポンサーリンク