加計学園疑惑は何が問題か整理したい!忖度文書や獣医学部新設をチェック!



加計学園の問題が、
連日のように報道されています。

報道がなければ、
加計学園の存在を私は知りませんでしたから、
全国に知られた学校になったのではないかと思います〜

加計学園疑惑については、
いろいろな新しいことが、
毎日ように出てくるので、
いったい何が問題だったのか、
なんだかわからなくなってきました。

政権を応援したい人も、
アンチの人も、
すっきりした結論を求めていると思います。

いったい加計学園の何が問題かを
整理して考えてみます。

抜けているところや、
勘違いしているところは、
フォローをお願いいたします。

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獣医学部新設の闘い?


加計学園問題は、
安倍首相がごり押しして、
それを官僚が忖度したことが問題なのだ
といっている方が結構多いと思います。


でも、
一番重要なのは、
獣医学部の新設が、
本当に必要だったかということではないでしょうか。


必要ないのに、
獣医学部を新設するということは、
明らかにおかしなことです。


これについては、
必要だというグループと、
不要だというグループに
それぞれ言い分があります。


興味深いのは、
この獣医学部新設に関しては、
安倍首相・菅官房長官 VS 麻生副総理・日本獣医師会
という構図があったことです。


文部科学省は、
獣医学部の新設を
昭和59年(1984年)から規制しています。


また、
日本獣医師会は、
獣医学部新設に強く反対してきていました。


この獣医学部新設反対のリーダーである
日本獣医師会の会長は、
蔵内勇夫さんです。


この方は、
麻生副総理と、
かなり関わりが深い人物です。


蔵内さんの獣医学会会長就任記念祝賀会は、
麻生さんが発起人を務めています。


この蔵内勇夫さんは、
2016年10月23日の衆議院福岡6区補欠選挙で
鳩山二郎さんに破れた
蔵内謙さんの父です。



この選挙は、
蔵内謙さんを推す麻生さんと、
鳩山二郎さんを推す菅官房長官との
代理戦争といわれていました。


変な言い方をすれば
獣医学部新設戦争だったと言えます。


この闘いは、
菅官房長官の勝利でした。


この菅官房長官の勝利により、
獣医学部新設への動きが
加速していったようです。


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獣医学部新設は必要?



さて、
獣医学部の新設は必要だったのでしょうか?


日本獣医学会は、

●獣医の質

●需要と供給のバランス

●十分な教育車がいない

ことなどをあげています。

参考⇒2010年8月「特区提案による獣医学部の新設について」


ここでは、
ペットの獣医師は増えているが、
産業動物診療獣医は足りないと述べています。


この解決には、
バランスの是正することが大切であり、
獣医師を増やすことが解決策ではないと言っています。


ちなみに、
産業動物というのは、
ウシやブタなどの家畜のことです。


これをみると、
家畜の獣医師が足りていないことは、
日本獣医師会も認めているということですね。


そうであれば、
家畜の獣医師用の獣医学部なら、
新設していいのではないのかな〜と
単純に思ってしまいました。


獣医学部選定は公平だった?


安倍政権では、
2015年6月に発表した「日本再生戦略」で
獣医学部の新設を検討すると言っています。


「ライフサイエンス(生命科学)などの
獣医師が新たに対応すべき需要が明かになり、
既存の大学で対応が困難であれば」
という条件付きです。


参考⇒ 2015年6月日本再生戦略


ここでは、
「全国的見地から検討を行う」
という言葉も使っています。


これは「日本全国どこでも獣医学部の新設は可能」
という意味ですよね。



2016年11月9日に
安倍総理が議長を務める国家戦略特区諮問会議が、
52年ぶりの獣医学部の新設を認めました。


安倍総理は、
獣医学部の新設は、
国にとって必要であると信じてのことだったと思います。


参考⇒ 第25回国家戦略特別区域諮問会議



ところが、
「全国的見地から」ではなくなりました。


「国家戦略特区における追加の規制改革事項について」
という文書の中で、
広域的に獣医師系養成大学などの存在しない地域に限り獣医学部の新設を可能にする」
という言葉が出てきました。


参考⇒ 国家戦略特区における追加の規制改革事項について


この文章により、
全国どこでも獣医学部の新設が可能ではなくなりました。



加計学園イメージ画像



実は、
獣医学部を新設したいと考えていた大学は、
加計学園以外にもありました。


京都府と京都産業大学です。


このチームが示した共同提案は20ページもあり、
「iPS細胞を使った再生医療など
新しいライフサイエンス分野で活躍できる
獣医師を育てる」
と記されていたそうです。


ですが、
地域が限定されたことで、
獣医部新設を断念しました。


その後
2017年1月4日付けで、
平成30年までに獣医学部を新設できる
大学の設置についての
内閣府・文部科学省の告示が出ました。


参考⇒ 内閣府・文部科学省告示第1号


そして、
獣医学部を新設する大学を公募します。


この公募には
加計学園のみが応募してきました。


ところで、
「平成30年までに獣医学部を新設できる」
という言葉を、
どこかで見たことはないですか?


答えは、
忖度文書の中です。


内閣府の幹部が
「平成30年4月にこの学部を開学するのを大前提に、逆算して最短のスケジュールを作成し、共有いただきたい」
と述べたと打ち合わせ内容に書かれています。


こうなると、
やっぱり出来レースなのかな
と思ってしまいます。


ですが、
不公平のように見えるとはいえ、
本当に必要であれば、
家畜やライフサイエンスのための獣医学部が
設置されるのは、
いいことのように思います。


忖度文書と前川元事務次官


政府は、
「総理のご意向への忖度文書は存在しない」
と述べています。


それに対して、
前川元事務次官は、
「あったものはあった。ないものにはできない」
と記者会見を開きました。


これを見て思ったのですが、
総理のご意向に忖度して何が悪かったのでしょうか?


安倍総理は、
岩盤政策に風穴を開けたと、
意気揚々に言っていたと記憶しています。


すごい手応えを感じたのではないでしょうか。


それだけの強い意思があるのなら、
官僚にプレッシャーをかけるのは、
まあ、あることかなと思います。


なので、
菅官房長官は、
「獣医学部の新設は、
日本国家のために重要なので、
熱意が忖度されたのかもしれない」
とか言えば良かったんです。


それなのに、
「怪文書」なんていうから、
厄介なことになってしまった・・・


さらに、
前川元事務次官が記者会見した後に、
菅さんは、
「前川さんが地位に綿綿としがみついた」
とか言いましたよね。。


それには唖然としました。


だって、
「忖度文書はありました」
と言っただけですよ!


それを受けて菅さんは、
「元事務次官が言っているので、
再調査します」
とか言って、
その後
「やっぱりなかった」
って言えば良かったのだと思います。


前川さんの人格否定をしてしまったから、
ことが大きくなってしまったんです。


横綱のように大きく構えていれば良かったのです。


前川元事務次官の証人喚問だって、
積極的に「やりましょう!」
って言ってしまえば良かったのです。


だって、
「忖度文書があるか、ないか」だけでしょう。

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さらに、
安倍首相は国会で、

「彼(加計理事長)は私の友人ですよ、会食もゴルフもします。でも彼からわたし、頼まれたことありませんよ。もし働きかけて決めているのならわたし責任をとりますよ、当たり前じゃないですか」

って言っちゃいました・・・・


「総理のご意向」は無かったと言ってしまったのです。


こうなると収拾つきません・・



加計さん(今治市)は、
15回も獣医学部の新設を求めているんです。


そんなに獣医学部新設に熱意を持っている人が、
親友に言わない訳はないじゃないですか!?


安倍さんは、
「私は加計さんから獣医の現状を聞いて、
ぜひ獣医学部を新設できるようにしたかった!
それは彼が親友だからではなく、
日本にとってそれが必要だったからです」
と言えば良かったのだと思います。


でも・・・・
国会で加計さんから働きかけは一切ないと
言ってしまった・・・


もう撤回できません。


なぜ安倍さんは、
加計さんの熱意に応えなかったのでしょうか?


そこが謎です。


加計学園問題は、
結局うやむやになってしまうのだろうと思います。


うやむやになるから、
政治不信も起こってしまうのです。


頭がいい人が多いのだから、
納得できるように
わかりやすく事実を説明して欲しいです。

民進党には出来ないでしょうね・・
残念・・


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