イカが最近高い理由はなぜ?世界的に不漁?2017年


イカが最近高くて、
イカめしも大幅値上げすることになったそうです。

いかが高くなった理由は
いったいなぜなのでしょうか?

政府は、
緊急にイカの輸入枠も追加しているようです。

それでも値段が下がらない・・

イカが高い理由は、
簡単に不漁と言ってしまえば、
そういうことなのです。

その不漁が、
世界的に起こっています。

その不漁の理由が、
気になります!

イカと言うと、
庶民にはリーズナブルな海の幸でした。

それなのに、
高いとは・・・
困ったものです。

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イカが最近高い理由

イカは実は
年々漁獲量が減り続けていました。

農林水産省の
「海面漁業生産統計調査」によると、
1996年には40万トンを超える漁獲量でした。

その後減り続け、
2012年以降はずっと年間20万トンを下回っています。

2015年には12万9000トン。

さらに2016年は、
6万8000トンとなりました。

すごい減り方ですね〜

漁獲量が減っても、
消費が減っているということではないようなんですよ。

イカを欲しい人の数は変わらず、
イカが減っているのですから、
そうなると、
当然価格は上昇しますよね。

いかが日本近海で捕れないのは、
いくつか理由があるようです。

大きな理由は、
海水温だということです。

イカイメージ画像

JBPressの2017年5月26日付けの
特集記事によると、

例えば、
スルメイカの幼生(子ども)は、
は18〜24℃だそうです。

イカの産卵場所の海水温が下がると、
スルメイカの幼生は、
生きていられなくなったり、
成長できづらくなるそうです。

子どもが減れば、
当然大人のイカも減るということで、
不漁続きになっているようなんです!

日本近海では
低気圧が通常より西側で発達し、
北風が強く吹いているので、
イカの産卵場所の海水が冷やされてしまっているそうです。

しかも、
この気圧配置の変化は、
北極の氷の現象が関係している
という見方もあるそうです!!!!

地球規模の気候変動が理由だとしたら、
人間が何かすることはできないですよね。

そこで、
そのため、
イカの加工品を扱っている業者は、
イカを国内産から
外国産に切り替えているようです。

それで、
経済産業省は、
輸入イカの追加枠を増やしています。

2016年の2倍にする予定のようです。

それでも、
価格は下がりません。

なぜなのでしょう??

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イカは海外でも不漁

日本は、
イカを南米やアジア各国からを輸入しています。

南米は、
アルゼンチンやペルー、チリなどから
輸入していました。

その南米の漁獲量も落ち込んでいるそうです。

NHKの2017年9月2日のニュースによると、

特にアルゼンチンは、
2015年には100万トンあった漁獲量が、
2016年は30万トンにまで落ち込んでいるということです。

ニュースで紹介されていた
イカめしの会社は、
ニュージーランド産のイカを使用していましたが、
それが不漁で高くなった為、
アルゼンチン産に切り替えました。

そのアルゼンチン産の漁獲量が、
またまた落ち込んでいるのです。

本当に世界的に不猟なのですね。

この世界的な不猟の理由は、
今のところわからないそうです。

ですが、
日本で気候変動が理由になっている
のですから、
当然同じことが考えられるのではないかと思います。

北極の氷が溶けているのが
理由の1つだとすると、
地球の温暖化が、
イカが高くなっている究極の理由なのかもしれないなと思いました。

アメリカは、
地球は温暖化なんかしてない
とか言っているし、
解決策が見えないですね・・・